9月1日(土)晴 マイクロバスで22人は、バスターミナルおおたを午前5時出発。北関東道太田IC〜関越道〜上信道佐久平PAトイレ休憩〜中部横断自動車道佐久南IC〜R141・R299麦草峠登山口午前8時過ぎ着。駐車場はほぼ満車状態。8時半麦草ヒュッテから登山道に入る。碓氷峠辺りから少々の降雨、雲は多いが降ってはいない。標高2000m登山道脇の花はハクサンフウロが少し残ってはいるが、トリカブト・アキノキリンソウなどすっかり秋の装い。昨日までの連日猛暑日は嘘のよう。シラビソ・米栂などの針葉樹林、この辺り一帯は放置されたままの倒木が苔むして原始林を構成し、屋久島の白谷雲水峡を思わせる。しばらく歩き、およそ1時間で最初のピークは標高2330m丸山。ガスっていて眺望は悪い、小休止後更に樹林帯をおよそ30分進むと高見石小屋。裏手の大きい岩のごろごろした高台に登ると眼下に白駒池が小さく見える。更に1時間半ほど樹林帯を進み標高2496m中山だ。ここは展望台といわれるだけあってかなりの広場があり、岩が多いが昼食場所としては絶好。弁当を広げたところで突然の俄雨、急いで合羽を着けて早々に次の目的地中山峠を目指す。途中今日の目的の一つ「にゅう」の分岐で天候と見合わせ「にゅう」往復は中止とする。中山峠を右に折れて今日の宿泊「黒百合ヒュッテ」に13時着。日本一の熊谷・館林・伊勢崎に囲まれた連続猛暑日から一気に今日は10℃で寒いくらいだ。俄雨は夕立の豪雨が降ったり止んだりの不安定な状態で今日の行動はこれまでとする。
9月2日(日)雨、昨夜来の風雨は土砂降りと強風で暴風状態。5時半に朝食をとり、8時まで天候の回復を待ったが変化なし、やむなく天狗岳をあきらめこのまま下山することとする。苔むした樹林帯をおよそ3時間、11時に渋ノ湯温泉に全員無事下山。
蓼科温泉郷・天下の霊湯「渋御殿湯」で冷えた身体を温めながらゆっくり汗を流し、昼食。13時帰路に就く。佐久「ぴんころ地蔵」で長寿祈願、釜飯おぎのやでショッピングを楽しみ18時太田バスターミナル着で幕。
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