杏ケ岳・掃部ケ岳(すもんがたけ・かもんがたけ)紀行
今回は榛名山の最高峰「掃部ケ岳」と「杏ケ岳」を目指す山行だ。11月6日(土)雲ひとつない快晴 総員22名は午前6時マイクロバスでバスターミナル太田を出発。道路が空いていたので高速を使わず、国道17号を渋川まで行き、伊香保温泉清芳亭でお土産の温泉まんじゅうを仕入れ、榛名湖畔でトイレ休憩。榛名湖道路や榛名湖畔は紅葉が見ごろで道端は霜でまっ白、車も多い。林道「倉淵・杖の神線」に入ったが道幅が狭く止む無く杖の神峠の中ほど・途中下車。服装を整え、9時から林道を歩くこと30分、杖の神峠着。峠からは四阿山・浅間山など良く見える、9時35分杏ケ岳登山道に入る。南に直進し、石の祠のあるピークを越えアップダウンを繰り返し、次の石宮のあるところが杏ケ岳山頂1292mだ。途中見事な楓や他の広葉樹の紅葉を楽しみながら、杖の神峠まで戻って、日向で11時半よりのんびり昼食。
12時掃部ケ岳登山口より再び登山開始。真っ赤に熟した花ミズキ・マユミの花実に出迎えられながら、クマザサで登山道が見えないほどの急登を30分ほど登ると尾根に出る。
耳岩を通って西峰に出ると、榛名湖や高崎方面がよく見える。アップダウンを繰り返し、さらにクマザサの生い茂った登山道を進み、やがて右前方に地蔵岩が見えて間もなく午後1時40分1448m榛名山最高峰「掃部ケ岳」山頂に着く。北側は灌木のため見通しはきかないが、東に二つ岳・榛名富士・相馬山など榛名連峰の山々、南に秩父連山と上州の山々、眼下には榛名湖が手に取るように見え、眺望は素晴らしい。下山は硯岩から榛名湖・榛名富士の全貌を満喫し、午後2時半、今日の入浴「国民宿舎・吾妻荘」に全員無事下山。5階大浴場は人工温泉ではあるが、榛名山と榛名湖を一望する眺望絶佳・のんびり汗を流して3時半過ぎ帰路に就く。
榛名神社の紅葉を眺めようと下山道に入ったが、紅葉見ごろの帰りは大渋滞で車が動かない。遠方にバスを止めて、神社に入ったのはうす暗くなった4時半過ぎ。見事な紅葉を眺め、関越道前橋ICより高速道に乗り、太田北運動公園のイルミネーションを車窓から眺め、北関東道太田IC経由7時15分バスターミナル太田着で幕。
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