<木曾御嶽山紀行「勇気ある撤退」貴重な体験>
8月30日(土)曇り:前線が停滞し、全国的に大雨・洪水警報が並んだ気象予報の中、運を天に任せ祈るような気持で、早朝午前4時マイクロバスとワゴン車に分乗した26人太田バスターミナル出発。上信道・雨の横川ICトイレ休憩。長野道塩尻IC〜国道19号経由・中山道福島宿〜御岳ブルーライン〜御嶽ロープウエイ鹿ノ瀬駅9時着。雨は降っていない。それぞれに雨具を着用するなど服装を整え9時半、標高2100mロープウエイ上駅(飯森駅)・黒沢口登山道7合目より歩行開始。付近はナナカマドの赤い実が秋の気配を感じさせる。雲海が広がり、乗鞍岳が目前に迫り見事。10分ほどで一ノ又行場山荘・30分ほど歩いたところで雨。合羽をつけて40分8合目女人堂(金剛堂)で小休止、雨が大粒になる。11時半過ぎ、9合目石室山荘直下の標高2700m・風が冷たく雨は更に激しくなり、遂に「勇気ある撤退」決断の時が。涙をのんで下山する。言葉少なくただ黙々と歩く。12時過ぎ女人堂で昼食、汗で湿り冷えた身体に300円の味噌汁が元気を蘇らせる。先ほどまできれいな登山道はところどころで小川状態・慎重に下る。午後2時バスの待つロープウエイ鹿ノ瀬駅全員無事下山。日野百草丸直売所でショッピングの後、今日の宿泊所「御岳山麓の宿・六車」で入浴、身体を温めほっと一息。夜は10時過ぎまでの大宴会で疲労を癒す。
8月31日(日)曇り:御岳神社若宮・御岳神社里宮など神社めぐりで安全祈願・中山道「奈良井宿」で木曾五木製品ショッピング・観光を楽しみ、下諏訪「諏訪大社」・諏訪名物「塩羊羹」と「信州そば」を楽しみ午後5時、太田バスターミナル着で幕。
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