7月22日(日)曇 マイクロバスとワゴン車に分乗した会員26人は、太田バスターミナルを午前5時出発。北関東道太田IC〜東北道大谷PAトイレ休憩〜那須塩原IC〜日光塩原もみじライン・塩原料金所手前でトイレ休憩〜もみじラインを日光方面に入り、鶏頂山大鳥居〜旧鶏頂山スキー場跡・鶏頂山登山口午前7時半着。鳥居からスキー場への道路は荒れ放題で道を選んで大駐車場まで場までバスがやっと入れるくらい。スキー場は建物が壊れ、無数の貸スキーやスノボーが放置されている。雨は降ってはいなかったが熊笹に露が多いため雨具のズボンとスパッツをつけて8時登山道に入る。草の伸び放題のゲレンデをのぼりきると、間もなく枯木沼、木道もかなり傷んで荒れている。トキ草やヒオウギアヤメがちらほら。しばらくスキー場の中を進むと間もなく旧リフトの上部に達する。途中雨になったので上着を着用し、カラマツの樹林帯を行くと大沼分岐に出る。さらに進んで出発からおよそ1時間で古い鳥居や社、石碑や半鐘など点在する静かな佇まいの弁天沼。この辺りは一面にワラビが群生し新緑が素晴らしい。少し行くと間もなくコース唯一の水場、霊泉水。ここから一気にきつい急登が続く。やがて急坂を登りきると目の前が一気に開け、御岳から釈迦が岳へと続く分岐に出る。この分岐を右にとり、鶏頂山への最後の急坂を登りきると目の前に古い鳥居が現れこれをくぐった先が1765m鶏頂山山頂である。10時10分着。下見の時には目の前に釈迦が岳から中岳、西平岳へと連なる高原山塊の山々、素晴らしい眺めも今日は全く見えない。墨絵のような雲に見え隠れする山容だけが時々姿を見せるのみ。昼食を済ませ、雨の急下りは慎重に同じ道を下山開始。大沼分岐から大沼に入り小休憩の後、枯れ木沼をのんびり一巡りして1時10分バスの待つスキー場駐車場に全員無事下山。帰り那須塩原温泉「ゆっくりセンター」で汗を流し、千本松牧場でショッピング、18時太田バスターミナル着で幕。
|