1月17日(日)快晴 総員38名はマイクロバスで、午前7時太田バスターミナルを出発。国道122号〜国道50号経由「みかも道の駅」でトイレ休憩〜岩船山高勝寺へ8時前着。服装を整え8時15分歩行開始。600段の長い石段を登りきると日本三大地蔵尊の第一霊場といわれる名刹・高勝寺である。展望台からは見晴らしがよく富士山がくっきり見える。高勝寺は775年に開かれ、霊魂の集まる山として信仰を集めてきた霊山である。お参りをして砕石でやせ細った岩船山の奇形を仰ぎ見ながら馬不入山登山口に回って、ここから太平山までおよそ8kmの縦走路に入る。
周囲は広葉樹で眺めは良いが時節がら花はない。山アジサイはドライフラワー、梅のチラホラ咲きと名も知れぬ小さな花に出会っただけ。急登を登りながら振り返るとシルエット状の富士山・真っ白に輝く浅間山が見事。標高346m馬不入山山頂は風もなく絶好の「日だまりハイク日和」、落葉した木々の間から安蘇の山々・真っ白な日光連山・袈裟丸・皇海が手に取るよう。特にここから眺める富士・浅間・男体、それぞれ富士の山容が絵に描いたように美しい。しばし絶景を楽しみ、落ち葉を踏みしめながらののんびりハイクが続き、10時50分 山桜の大木が枝を広げる「桜峠」で少々早い昼飯。桜峠からは難所の急登がありこのコース最高峰419m晃石山に。低山では珍しく一等三角点のある山で有名だ。ぐみの木峠から346m大平山へ。浅間神社で集合写真を撮って太平山神社に13時着。このコースは、この時期すれ違う人が多く人気がある山である。終点の太平山神社は参拝客がかなり多く混雑している。足腰の神様「足尾神社」で健康祈願し、13時半、回送したバスの待つ駐車場へ全員無事下山。
今回は温泉省略、「みかも道の駅」で最後のショッピング。往路経由16時過ぎ、太田バスターミナル着で幕となった。
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