<浅草岳山行記>
7月11日(日) 曇 午前5時「バスターミナルおおた」から総員35名、2台のマイクロバスで北関東道伊勢崎IC〜関越道谷川PAでトイレ休憩〜小出IC〜ネズモチ平駐車場午前8時半着。30台程度の乗用車と1台のバスが止まって居り、かなり多くの人が入山している様子。服装を整え9時歩行開始。林道5分でネズモチ平登山口より山道に入る。樹林帯を少し進むと毎日の雨に登山道は泥濘で手足を使うような急登の連続。途中のロープも泥だらけで、手足泥んこになりながらの悪戦苦闘。黒いエンレイソウの実や赤いアオキの実・ツバメオモト・オオカメノキなどすでに花は終わっている。花の類はギボウシ・ウラジロヨウラクや名残のヤマツツジ・ギンリョウソウなど。ところどころ開けた空間から振り返ると残雪の日本二百名山の守門岳や雲海の中に墨絵のような上越の山なみが、そして眼下には駐車場のバスが見える。見晴らしは良い。標高1400m位から森林限界か、視界が開けゴゼンタチバナ・イワカガミ・ニガナなど、花が多くなってきた。11時半過ぎ前岳の分岐を左折すると大きな雪渓があり、近辺にはシラネアオイ・ヒメサユリ・トキソウ・ニッコウキスゲ、池塘周辺にはイワイチョウ・ワタスゲなど予想以上のお花畑が広がっている。11時50分標高1586m日本三百名山の浅草岳山頂に立つ。
雨が降ってきて少々寒いが雨具の必要はない程度。急いで昼食をとり12時20分下山開始。途中の草原で集合写真を撮影。前岳分岐を左折し嘉平与ポッチ方面に木道を下るとキンコウカの群生・花は真っ盛り。シラネアオイ・ヒメサユリ・ナナカマドなど花は多い。緩やかな尾根下りが続き14時半桜曽根登山口で登山道は終わり、ネズモチ平登山口まで舗装された下り林道経由でおよそ30分バスの待つ駐車場へ3時前全員無事下山。
浅草岳温泉「浅草山荘」で汗を流し、16時半帰路に就く。途中関越道赤城SAでトイレ休憩、往路経由19時50分「バスターミナルおおた」着で花の山旅は幕。
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