入笠山(1,955m)
2011年5月29
入笠山開山祭

5月29日(日)雨 台風2号接近に伴う雨が降りしきる午前5時、総員23名はマイクロバスでバスターミナルおおた出発。国道407〜関越道東松山IC〜圏央道八王子JCT〜談合坂SAと八ヶ岳PA2回のトイレ休憩〜長野県富士見町〜8時半過ぎ入笠山沢入登山口着。標高1460mのこの辺りは山桜と緑豊かで春の装いだが上の方はカラマツの芽吹きで早春。今日は雨具着用の完全武装で9時、歩行開始。丸太で整ったジグザグ階段状の登山道は米栂の樹林帯が続き、林の中にムシカリ(オオカメノキ)の白い花が多く、うす暗い中に輝いて見える。1010分標高1800m入笠湿原に到着、スズランとカラマツで有名な入笠山だが、どちらも時季尚早。それより早いズミもまだ蕾、水辺に可憐な水芭蕉とクリンソウが咲いていた。あたり一面コバイケイソウのみずみずしい若葉が目立って多い。
 湿原を回ってマナスル山荘前ではテントを張って「開山祭」の神事が行われており、ホルンの独特の音色が山腹にこだまする。お神酒で乾杯し、記念バッジを頂いて早々に御所平駐車場に廻送した待機するバスに乗り込む人、過去に入笠登頂経験のない人7人は入笠山頂1955mを目指す。自慢の360度大パノラマも今日はなし。往復50分程度で全員揃って12時前温泉に向かう。
 八ヶ岳山、麓諏訪郡原村「八ヶ岳温泉・もみの湯」で雨と汗でぬれた体をのんびり温め15時帰路に就く。佐久「おぎのや」でショッピング、上信道佐久ICから乗ったが途中事故渋滞に巻き込まれ、2040分バスターミナルおおた着で幕。

入笠山沢入登山口での集合写真(クリックすると大きい写真が見られます)
ムシカリ(オオカメノキ)の白い花 入笠湿原の木道を歩く
貴重な一輪の水芭蕉 カラマツ
クリンソウ コバイケソウの若葉
雨がひどいな、俺山頂はいいや 入笠山開山式でのホルン演奏
入笠山開山安全祈願の祝詞 入笠山登頂7人の勇姿(カメラマンも含まれます)



入笠山開山祭の記念バッジ(クリックで大きい画像が見られます)
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