8月5日(日)薄曇の中、午前5時太田バスターミナルを出発、総勢32名、2台の車に分乗。伊勢崎から高速に乗り、横川PAで休憩後、佐久ICで降り、狭い山道を通り、麦草峠駐車場に、ここを8時20分に出発。麦草ヒュッテ脇を通って振り返ると、後ろに、茶臼山と縞枯山が控えていた。道の脇ではハクサンフウロが我々を迎えてくれていた。まもなく大白檜曾の森林の中を歩く。根は大きな石を抱え苔がそれを包み込んでいた。あまり大木は無いが、朽ちた木の上にも苔が生え、そこに又若い芽が出ていた。その光景は屋久島の屋久杉の森林を髣髴とさせるものがある。気温は18℃位、下界の暑さを忘れさせる心地よさ。それでも汗を掻かないようにゆっくり登る。時々通り抜ける風が心地よい。この石と根の山道を登り9時45分に丸山頂上に着いた。頂上は狭く見晴らしもあまり良くない、また遠望も効かなかった。ここで記念写真と休憩を採って、10時に出発。やはり同じような感じのアップダウンで白駒峠を過ぎ、およそ25分で高見石小屋へ着いた。小屋の脇にある大きな石を人が積み重ねたような高見石に登る。石と石との間は大きく空いていて、物を落としたら取れそうに無い感じである。天辺からは眼下に白駒池が見渡せた。11時に小屋を出発し、白駒荘に12時20分着、そこから白駒池の周囲に渡された木道を歩いて青苔荘に12時20分着、駐車場には13時20分に戻る事が出来た。途中壷庭のように、石楠花の低木の多い間を通り抜けた、石楠花の満開時にはさぞ美しいだろうと思われた。我々に悪いと思ったか一輪可憐に綺麗な花を咲かせいてくれた。帰りは荒船の湯に寄り、汗を流し、露天風呂で心地よい風にふれ、一杯乾杯で、後は一路太田バスターミナルへ、帰着は18時45分、全員無事帰還することができた。
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